BIWAKOビエンナーレ2016 見果てぬ夢~Eternal Dream
古き良き城下町の残る、ここ八幡掘をご存知でしょうか。
秋の色めきでより一層風情を感じることのできるこの街は、人々をノスタルジックな気分へと誘ってくれます。
そんな風情ある町並みの中で、現代アートの祭典「BIWAKOビエンナーレ2016 見果てぬ夢~Eternal Dream」が11/6まで開催されていました。
近江商人の町 × 現代アート の融合
BIWAKOビエンナーレは、近江商人の名残りがある町家や酒蔵をメイン会場としています。
斬新なその展示会場では、人の家にお邪魔するかのように靴を脱いで畳の上にあがり、日本庭園を眺めながら映像アートを愉しめるような不思議な空間であったり、酒蔵の天井の高さを利用し、井戸を使った作品などを鑑賞することができます。
酒蔵では暗い空間をベースとし、作品にのみスポットライトを当てることで強烈なインパクトを感じさせる演出がされていました。
また、ホワイトボックスの展示会場では、決して真似することのできない独創性に溢れた展示空間が広がっていました。
「わくわくしながら作品を鑑賞する」というのは、このような大きなアートの祭典の醍醐味だと私は思います。
隙間からもれる光を利用して展示されていた作品。
自然のつくりだす照明ですので、
時間や天候などによって作品の顔がかわるのでしょうか。
とてもおもしろい展示方法ですね。
会場は全部で10箇所。
休憩をいれずに回っても半日はかかるボリューム感!
しかし、メイン会場だけでも参加作家の半分近く作品を鑑賞することができるので、時間のない人でも充分に満足できる規模感でした。
アート作品だけではない!グルメも楽しい近江八幡市
BIWAKOビエンナーレの会場周辺には、お腹を空かせた鑑賞者を美味しい薫りで引き寄せるごはん屋さんが数多くあります。
ビエンナーレ・スタッフの方におすすめのお店を伺ったところ、『初雪食堂』さんを紹介していただきました。
ここには、映画「るろうに剣心」の出演者も来店されたようで、芸能人のサインが所狭しと並んでいました。
初雪食堂さんの店内は、ノスタルジックな昭和の空気が残されたかのような心地よい空間になっています。
手書きでかかれたメニュー表や、テレビ番組の音、昭和のポスターなどがそうさせているのでしょうか。
店員さんも親切な方ばかりです。
料理は、おすすめメニューである「すき焼きうどん」をいただきました。
これまた優しい味!
皆さんも八幡掘を訪れた際は、ぜひ初雪食堂へ行ってみてください。
また、八幡掘周辺には、かの有名な「たねや」と「クラブハリエ」があり、ここでティータイムを過ごしながら作品について語り合うのも素敵です。
WEB&フリーペーパー おでかけmoa編集部
店名 | 近江八幡旧市街地 |
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TEL | 0748-33-6061(近江八幡駅北口観光案内所) 電話の際はモアを見たというとスムーズです |
住所 | 523-0862 近江八幡市仲屋町中12 |
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