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垣見食堂

2019.07.11

WRITTEN BY

りーしゅんライター

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まるで小人のおうちのような小さなドアが目印のお惣菜屋さん『垣見食堂』が彦根にオープン

彦根市にある住宅街の一角にオープンした『垣見食堂』は、まるで小人が住んでいるかのような小さなかわいらしいドアが目印。

一目見ると思わず中に入ってみたくなるそのドアを開くと、中にはほっこり温かな土の質感が生かされた洞窟のような空間が広がり、彩り豊かなお惣菜が出迎えてくれます。

料理好きが講じて、10代からずっと料理に携わる仕事をしてきたという店主の垣見さんが作る料理はマルシェでも好評。「家にある調味料で誰でも作れそうだけど意外と真似できない」垣見食堂のごはんは、たっぷりの野菜が使われているにも関わらず、野菜嫌いの子どもも喜んで食べるというから驚き。

そんな5月にオープンしたばかりの『垣見食堂』へ早速moa編集部が取材に行ってきました!

まるで小人が住んでいるかのような小さなドアが目印の『垣見食堂』

静かな住宅街の一角に、ひょっこり現れる何やら気になる茶色い土壁の建物。

まるで小人が住んでいるかのような小さなドアがついたそのかわいらしい建物は、物語が始まる前のようなワクワク感を誘い、思わずドアの向こうへ足を踏み入れたくなる、そんな衝動に駆られます。

「ここは何だろう?と気にかけてもらえるよう、あえて看板も出していない」という店主の垣見さん。たまたま通りがかった方が「ここは何ですか?」と訪ねてくることも多いのだとか。

小さなドアを開くと、そこには土の質感が活かされた洞窟のような空間が広がっています。

垣見さんの子どもの好みだという動物の人形や、不思議の国の住人を思わせるウサギの姿にほっこり温かな気分に。

料理が大好きな店主が作る「真似できそうで意外と真似できない味」

とにかく料理が好きで、10代の頃から様々な飲食店で食に関する仕事に関わってこられた垣見さん。「どんなに疲れていても料理をするのは苦にならないんです。」と、同じ主婦として羨ましい言葉も飛び出すほど・・。

結婚後、子どもが産まれてからも食堂で調理師として働いていた垣見さんですが「自分のペースで、子どもがいてもできる仕事がしたい」「子どもが帰ってくる時間には家に帰ってこられる仕事がしたい」との想いから『垣見食堂』の立ち上げを決意。

以降、様々なマルシェへ出店され、県外でも知る人ぞ知る満月マルシェへも何度も出店されているのだとか。その確かな腕で多くのファンを獲得し、この度満を持して自宅の敷地内にお店をオープンされました。

「シンプルで覚えてもらいやすいように」と名付けた『垣見食堂』は、垣見さんいわく「家にある調味料で作れるけれど真似できそうで意外と真似できない」味が魅力。

彩り鮮やかなお惣菜が常時15種類~スタンバイ

店内のショーケースには彩り鮮やかなお惣菜が常時15種類~スタンバイ。どれも美味しそうで目を引き、選ぶのに迷ってしまいそうですね。

自身も2人の子どもを持つお母さんであることから「旬の野菜をたくさん使い、美味しく食べてもらいたい。安心して食べてもらいたい。」と産地の分かる野菜をたっぷりと使い、野菜が丁寧に細かく切られているため、お母さんも安心して子どもに与えることができます。

お惣菜は週ごとにメニューが変わるので、訪れる度に「今日はどんな味に出会えるんだろう」と楽しみが広がりますね。お惣菜は80g~販売。

この日は「おかひじきの梅ポン酢和え」や「ズッキーニとトマトのマリネ」など4種類のお惣菜を取材用に用意して頂きました。頂いた「おかひじきの梅ポン酢和え」は、シャキシャキとした歯応えが癖になるおかひじきに梅ポン酢がさっぱりと絡み合い、暑い夏でも美味しく食べられそうな一品。

「ズッキーニとトマトのマリネ」はマルシェでもよく出店されているバルサミコ酢専門店から購入した白バルサミコ酢を使用。濃厚な味わいながらも主張しすぎない白バルサミコ酢が野菜の旨味とコクを引き立て、鶏肉の香ばしさとも相性抜群。夏バテも吹き飛ばしてくれそうなゴキゲンなお味!

箱を開けた瞬間に思わず笑顔がこぼれる、賑やかなランチボックスも販売

また、お惣菜の他、同店では箱を開けた瞬間に思わず笑顔がこぼれそうな賑やかなランチボックスも提供されています。

1つ1,000円というリーズナブルな価格ながら、肉や野菜、雑穀など様々な食材がぎゅぎゅっと贅沢に詰め込まれたランチボックスは、ちょこちょこといろいろなものを少しずつ楽しみたいという女性にぴったりの嬉しいラインナップ。

メインの「ズッキーニとトマトのマリネ」の他、垣見さんの子どもも大好物という優しい甘さの「きんぴらごぼう」、大人のファンが多いという「かぼちゃのサラダ」は、かぼちゃの他にごろりと入ったいちぢくやくるみ、レーズンなどの食感が楽しく美味しい一品。

どれも家庭的でシンプルな味付けながら、真似できそうで意外と真似できない・・次々と口の中ではじける垣見マジック。

編集部も「どれも美味しすぎてびっくり」と、気付けば完食!

「家でも子どもとごはんを食べている時、ごはんの時間が少しでも楽しくなるようにと明るく言葉がけしている」という垣見さんの食への愛情に溢れたお味でした。(メニューは事前の問い合わせで取り置きも可能。子ども用ランチボックスも要相談で注文可能。)

SNS映え必須の「ノンアルコールサングリア」も夏にはお目見えするかも・・

他にも現在は店頭では販売されていませんが、マルシェでも一際目を引き、お客さんが寄ってくるというSNS映え必須の「ノンアルコールサングリア」も夏からお目見えするかも・・?

濃厚なグレープジュースに旬の果物の甘味と酸味が溶け出し、シュワシュワと弾ける炭酸が心地よく、夏の暑さをほぐしてくれますよ。この他にも今後はおやつも販売予定。

嬉しい配達サービスも行っている垣見食堂

自宅から20分圏内であれば配達も可能な同店。オードブル(5,000円~)やオーダーケーキ(3,000円~)の注文も可能。

小さな子どもがいてなかなかオシャレなお店で外食ができないというママさんが、おうちでパーティをされる際に注文されることも多いのだとか。

注文時にはアレルギーや、入れてほしいおかず等のご相談も承れるとのことなので、お気軽にお問い合わせください。お店のある彦根市で人気の公園・荒神山公園にもよく配達されるのだとか。

これから子どもが夏休みに入ると毎日の献立に悩んでしまう・・そんなママさんにも大助かりですね。(配達はお店がオープンする木曜以外で承れます。)

配達の際にはキュートなラッピングも楽しみの一つに。お誕生日仕様の賑やかなラッピングやお祝いの際のしめやかなラッピングなど、食べる前からワクワクしますね。

忙しいお母さんが少しでも手を抜けたら・・

「忙しいお母さんたちが少しでも手を抜けたら。子どもたちが野菜をたくさん食べてくれたら嬉しい」と話す垣見さん。

ほっこり温かな家庭料理にほんのひとさじの垣見マジックが絶妙に舌を唸らせる垣見食堂。お店にはマルシェの時からのファンやインスタグラムを見て来られる方、口コミで訪れる方など、ほとんど宣伝をしていないにも関わらず、多くの方が訪れて下さるのだとか。

是非美味しい魔法を味わいに、『垣見食堂』へ訪れてみて下さい。

WRITTEN BY

りーしゅんライター

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店名垣見食堂
TEL非掲載
電話の際はモアを見たというとスムーズです
住所522-0222
彦根市南川瀬町1639-21 ※「セントラル西口Ⅱ公園」で検索、公園隣

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