
10月13日、彦根市芹橋に県内初となるローチョコレート専門店『Hareto-Keto』がオープン。店主の吉田さんがほぼ毎日更新されているオシャレなインスタグラムも注目を集める素敵なお店に、おでかけmoa編集部が取材に行ってきました!
歴史情緒漂う彦根市ならではのお店
お店は観光客が多く訪れる彦根城やキャッスルロードから程近く、市指定文化財である足軽組屋敷にて営業されています。元々彦根市出身である吉田さんが『ローチョコレートと共に由緒正しい彦根の歴史を知って感じてもらいたい。地元の役に立ちたい。』という思いを胸に物件を探されていたところ、観光地からもアクセスしやすいこの屋敷を見つけられたのだそう。
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靴を脱ぎ昔懐かしい風情漂う店内に一歩足を踏み入れると、窓の向こうに広がる美しい日本庭園にほっと心が和みます。店内には二人掛け用が二席、四人掛け用が一席と全部で三席が設けられておりローチョコレートの他にロースイーツやドリンクも楽しめます。(店内ではコーヒーの提供が無いのでコーヒーのみ持ち込み可能。)
ローチョコレートとは?
近頃雑誌やテレビでも多く取り上げられ認知度が高まっている「ローフード」、耳にされたことのある方も多いのでは。簡潔に言えば、『食物を生の状態のまま頂くことで、体に必要な酵素や栄養素を充分に吸収できる』食事のスタイルで健康や美容、ダイエットにも効果が高いとされています。
『Hareto-Keto』で提供されているローチョコレート並びにロースイーツは、このローフードと等しく48度以上の加熱をせず小麦・白砂糖・卵・乳製品を一切使用しないヘルシーなスイーツで、特に栄養豊富なカカオの成分を十分に吸収できるローチョコレートは、スーパーフードと呼び名がつくほど優れたスイーツなのだそう!
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オシャレでかわいいチョコレートに食べる前からワクワクが止まらない!
取材当日用意して頂いたチョコレートは全5種類。(上の写真は各種300円)。味は左からプレーン(ハート型)・マカ(仏型)・ピンクペッパー(孔雀型)・彦根リンゴのクランチチョコ。彦根リンゴのクランチチョコは、努力の末14年前に復活した貴重な彦根リンゴを使用されているのだそう。とにかくオシャレな盛り付けと見た目からも神々しさ溢れる仏や孔雀のチョコレート、食べる前からワクワクしますね!
素敵なローチョコレートを試食させて頂きました!
くじゃく形のピンクペッパーのチョコレートを試食させて頂いたところ、そのカカオ濃度の高さから苦みを想像していましたが、程よい甘みとピリッとした辛味がアクセントとして口の中に広がり、普段口にする甘さたっぷりのチョコレートとは異なる別次元での美味しさを味わえました。
ローカカオクーヘンはかわいらしい見た目に反して、クルミやココナッツなど栄養がぎゅっと濃密に合わさった一粒。口に入れると様々な食感が広がり一口サイズなのになんともいえない贅沢な心地にさせてくれます。
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ローチョコレートの他にも店内では様々なロースイーツが楽しめます。ケーキにローアイスクリーム、グラノーラが楽しめるローケーキプレート(1000円)は事前の連絡で取り置き可能。(※席の予約はできません。)
持ち帰り可能なスイーツもあるので気軽に問い合わせてみて下さい。インスタグラムでもアップされているかわいいローケーキは、甘味や好みなど可能な限り調整できるとのことなので大切な誕生日や記念日にいかがですか?
キラキラした笑顔が眩しい店主の吉田さん
『一般に広く出回っているチョコレートは、精製された砂糖により血糖値が高くなることで一時的な幸福感には浸れるけれど長続きしない。ローチョコレートは、メープルシロップやアガベシロップなどGI値の低い甘味料を使うことで血糖値の急上昇を防ぎ、体へのダメージも最小限に抑えてくれるので体にも優しいんです。』とキラキラとした笑顔で話す吉田さん。
チョコレートと聞くと「美味しいけれど罪悪感を感じながら味わうもの」というイメージがありましたが、ローチョコレートを頂いて新たなチョコレートの魅力を構築することができました。
ローチョコレートのお話はもちろん、お店で使用しているカカオを提供して下さっている農家さんや、チョコレートに使用されている「平成の彦根リンゴ」について楽しそうに話す吉田さんの姿は、まさに生きるスーパーフードのよう。土日はお店を一人で営業され平日は看護師として勤務されているという吉田さん。そのパワフルさの秘密はやはり食にあるのでしょうね。お店に訪れた際には是非そんな活力溢れる吉田さんとの会話も楽しんでみては。
ドリンクも充実!
お店ではドリンクメニューも充実しています。
これから肌寒くなってくる季節に頂きたいローホットショコラ(600円)は驚くほど濃厚で大満足なメニュー。メープルシロップとデーツで程よく甘味が付けられているので飲みやすく、チリペッパーがちょっぴり大人の味を演出してくれています。
お店で提供される際に使用されている器は湖東焼の作家さんが「Hareto-Keto」をイメージして作ってくださったものだそう。ほっこりした雰囲気で癒されますね。他にも無農薬ほうじ茶や自家製コンブチャなど様々なドリンクが楽しめますよ。
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店名に込められた思い
店名の『Hareto-Keto』には、「ハレの日(特別な儀式などがある日)もケの日(日常)もどちらもローチョコレートを食べて楽しんでもらいたい。ハレの日はもっといい日に、ケの日もハレの日に変わるくらい楽しんでもらえたら」そんな願いがこめられています。
「忙しい日や疲れた日、何でもない日、そんな毎日の中でほっと安らぐひとときをこの場所でローチョコレートと共に過ごしてもらえたら。」と話す吉田さん。
ローチョコレートに興味のある方も無い方も、ほんのり甘くてかわいくて、とびきりハッピーになれる魔法のようなローチョコレートを味わいに「Hareto-Keto」に訪れてみませんか?
※お店はお一人で営業されているので提供時間や在庫に関してご希望に添えない恐れがあります。
11/1日のイベントのご案内
11月1日(木)には「Hareto-Keto」のチョコと音楽がコラボレーションしたイベント「would you like a raw chocolate?~秋の夜長にチョコと音~」がMarly Kitchen(彦根市戸賀町1)にて開催されます。チョコの他にもフードやお酒も楽しめる一夜限りの甘くてほろ苦いひとときとなっています。素敵な秋の夜を過ごしにおでかけされてみては。
(写真・文 りーしゅん)
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WEB&フリーペーパー おでかけmoa編集部
店名 | ハレトケト(Hareto-Keto Raw Chocolate & Detox Cafe) |
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TEL | 070-8412-6640 電話の際はモアを見たというとスムーズです |
住所 | 522-0087 彦根市芹橋2丁目6-54 |
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