彦根の沖合い約6.5ｋｍに浮かぶ周囲約600ｍの小さな島。眺める方向によって多様な表情を見せることでこの名がついた多景島は、島全体が日蓮宗見塔寺の境内となっており、弥生時代から島そのものを御神体として、古くから人々に崇められてきた。
アクセスは、彦根港から観光船で約20分。上陸コースと周遊コースが１日１便づつあり、上陸コースでは、島全体を１周してから桟橋に着く。湖上からいろいろな形に変化する島と雄大な琵琶湖のコラボを眺めたら、いよいよ島へ。花崗岩でできた島の中は歩道が整備されているので、まずは霊夢山見塔寺へお参りをして、塔や岩などをぐるりと見てまわろう。30分のみの着岸だが充分にパワーを感じることができる。
元禄５年、日靖上人によって3年かけて「南無妙法蓮華経」の文字が刻まれたという題目岩。
桟橋すぐにある歴史ある霊夢山見塔寺。琵琶湖に沈んだ人々と魚介類の供養の為に慈雲院日靖上人が開山した。
島の一番高い場所にある誓いの御柱。五角形の柱の五面それぞれに明治天皇の五箇条の御誓文が刻まれている。
若き日の日蓮上人の姿を表した日蓮上人像。題目岩の脇にあり、島を見守るように立つ。高さは180cm。
WEB&フリーペーパー おでかけmoa編集部
| 店名 | 多景島 |
|---|---|
| TEL | 0749-22-0619(オーミマリン 彦根港) 電話の際はモアを見たというとスムーズです |
| 住所 | 522-0002 彦根市松原町3755  |
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