人生儀礼のひとつにも数えられる結婚。当地周辺では、娘が年頃になるといつ嫁いでも良いように裁縫技術を習得させることが必要だと考えられていました。嫁入りをする女性たちは習得した技術を用いて自らの晴れ着などを仕立て、他家へ嫁いでいきました。
晴れ着のほかにも米袋・りん台・打敷など「お細工もの」と呼ばれる手芸品を本人が制作し、嫁入り道具として持参した例が多くみられます。お細工ものは冠婚葬祭に用いられることが多く、女性の裁縫技術や教養を示すものとしても重視されました。
企画展では愛荘町内で使われた打掛やかんざし、米袋や押絵などの嫁入り道具を展示します。
担当学芸員による展示解説
日程:2018.2/4[日]・3/11[日]
時間:10:30〜11:00/13:30〜14:00
場所:歴史文化博物館 企画展示室
参加費:無料(要入館券)
(フライヤーより引用)
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