お茶でほっと一息つきたいそんな時に手にする「湯呑茶碗」は、私たち日本人に最も親しみのある〈やきもの〉のひとつです。
とくに個人用として楽しまれてきた「湯呑茶碗」や「夫婦茶碗」の存在は、日本人独特の生活文化を象徴するモノといえるでしょう。「湯呑茶碗」のはじまりは江戸時代後期、文化年間(1804-1818)末頃と考えられています。
当時の風俗を記した『守貞謾稿』によれば、飯茶碗などほかの茶碗と区別するため、お茶を飲むやや小振りで縦長の個人専用の茶碗を、「湯飲(ゆのみ)」と呼び分けたようです。
その後、飲茶の大衆化とともに大正・昭和時代前期にかけて定着してゆきました。なかでも日本各地の名所や名物を意匠にした、地域性豊かな「湯呑茶碗」は土産物として好評を博したようです。本展では明治時代末から昭和時代前期に蒐集された〈坂口恭逸湯呑コレクション〉から、旅の思い出として愛用されてきた「湯呑茶碗」を各地の銘菓や近江特産のお茶とともに紹介します。ちょっと昔の旅気分をお楽しみ戴ければ幸いです。
後援:滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK大津放送局、京都新聞
協力:一般社団法人滋賀県茶業会議所、信楽窯元散策路Wa、京セラ株式会社
店名 | 滋賀県立陶芸の森 |
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TEL | 0748-83-0909 モアを見たというとスムーズです。 |
住所 | 甲賀市信楽町勅旨2188-7 |
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