世界的なコロナ禍を転機に、暮らし方への関心が高まりつつあります。日常に癒しやくつろぎを求めようとする意識の変化にともない、生活空間のなかで、いま手仕事の温かさと土の魅力を活かした普段づかいの〈うつわ〉のデザインが人々の注目を集めています。〈デザイン〉という言葉が広く知られる契機は、1957 年にはじまるグッドデザイン商品選定制度にありました。同時に国際競争力の強化を目指したデザイン振興施策が相次いで打ち出され、日本独自の美意識を活かした〈ジャパン・スタイル〉が探求されています。こうした動向のなか、クラフトデザイン運動の指導者として国内の陶産地で活躍したのが日根野作三(1907-1984)でした。現在の信楽窯業技術試験場を拠点に展開した、日根野のデザイン指導を通して、陶産地信楽のモノづくりは新たな活路を見出してゆきます。日根野や熊倉順吉(1920-1985)の指導で、産地が一体となり火鉢低迷の苦境を乗り越えたあの頃。本展では、朝の連続ドラマでも記憶に新しい、活気に満ちた当時を振り返りつつ、いま信楽で話題の作家たちを紹介。新時代を予感させる〈うつわ〉を提案します。(公式サイトより)
ODEKAKEイベント
『音楽の絵本』はクラシック音楽における絵本のような役割ができれば…と誕生しました。指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全
ODEKAKEイベント
「もう着ない」「着れない」「使わない」 でも、捨てるには罪悪感もあって手放せない・・・そんな衣類やファッション小物を