近年ますますアートとデザイン、陶芸と彫刻といった領域の境界線が曖昧さを増してきています。それは日本だけでなく海外でも、土をあらためて造形の素材として捉えられることで、土のさまざまな可能性が見いだされているのです。そこには、陶芸の素材ならではの土の可塑性や焼成方法はもとより、自然と人間との関わりなど、さまざまな現代の要素が浮き彫りにされています。人や動物は原初からのモチーフですが、彼らは土の特徴を生かしつつ、スピード感や躍動感、リアリティ溢れる個性的な表現で、人間の心理や動物の本能を探りながら心に浮かんだ形を表現し、命を吹き込んでいます。この展覧会では、土と対話しながら生み出される土のアートの最先端を、日本やアメリカ、ヨーロッパの今、注目される5人のアーティストたちによる人や動物をテーマにした作品を通して紹介します。
◎展覧会の中では、霊長類学・人類学者でありゴリラ研究で知られる京都大学前総長山極壽一氏に、動物たちの世界を通して、動物と私たち人間との橋渡しをしていただきます。(公式サイトより)
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『音楽の絵本』はクラシック音楽における絵本のような役割ができれば…と誕生しました。指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全