新国立競技場を手掛けた建築家・隈研吾氏がデザインした、開放感あふれるモダンな雰囲気の「守山市立図書館」。館内は、約40万冊の蔵書を誇る図書館「本の森」と、多目的室やスタジオなどを完備した「つながる森」、カフェとギャラリーのある「木もれび広場」の3つのスペースに分かれていて、様々な目的で連日多くの利用者が足を運ぶ。守山出身の作家コーナーやほたるマップの閲覧、近くの病院と連携した出張がん相談の実施など、同市ならではの市民の暮らしに寄り添った取り組みも行っている。市内には昨年11月にオープンした「守山市立北部図書館 “本の湖(うみ)”」もあり、同館と共通の貸出カードが使えるうえ、本の取り寄せもできて、両図書館が利用しやすいのも魅力。