比叡山の麓、聖徳太子によって創建されたと伝えられている天台真盛宗の総本山。織田信長の手によって比叡山焼き討ちの際に焼失してから3年後、明智光秀が復興に尽力したという。総門は明智光秀の居城である坂本城の城門を移築。明智光秀の菩提寺であり、光秀一族の墓が現存されていることから“明智光秀ゆかりの地”として広く知られている。国の重要文化財に指定されたけやき造りの本堂や豊臣秀吉の伏見城から移築された宮殿、風情溢れる美しい庭園など、歴史の情緒を肌で感じることができる。