比叡山の麓に佇む小さな美術館。以前は大津にて、器をはじめとする工芸品中心のギャラリーを営んでいた。2010年、取り扱う作品を増やして現在の地に移転。絵画、版画、陶芸のほかファッションなど、幅広い作品を展示している。季節毎に変化する展覧会に登場するのは、どれも「galleryサラの美意識に叶う作家のもの」。入館と同時に多くの作品が目に飛び込み、奥に進むと中国茶と中国粥が味わえるカフェ『カナリア茶家』が現れる。中庭の美しい苔を眺めながら、中国より仕入れた茶葉をいただこう。