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ミス日本コンテスト

2017.03.24

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WEB&フリーペーパー おでかけmoa編集部

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2017 ミス日本「海の日」に輝いた、滋賀在住の三上優さんに独占インタビュー!

“日本女性の真の美しさをめざして”――、スタイルや容姿だけでなく、理性・知性・感性など内面からにじみ出る美しさをも追求し、グランプリを選出するミス日本コンテスト。

「ミス日本」の知名度こそ高いものの、具体的な目的や活動内容はあまり知られていないのではないでしょうか。

始まりは1950年。戦後復興の苦しい時代に栄養状況を助けるためにアメリカから贈られてきた食糧人道支援「ララ物資」が多くの子ども達を救いました。
これに対する感謝の使節団を送るために、女性親善大使を選ぶ事になります。
これがミス日本の始まりで、後に昭和の大女優と謳われる山本富士子さんが初代グランプリに輝きました。

初開催から18年もの時間が経ち、大阪万博開催にあたり海外へ信書を届ける女性親善大使が必要になりました。
この時に2回目となるコンテストが開催され、以降ミス日本コンテストが毎年開催されています。

いまでは、日本社会の将来がより良いものになるよう、社会に貢献できるような人物を生み出したい……それがミス日本コンテストの開催目的となっています。

2017 ミス日本「海の日」に選ばれた三上優さん

今年1月に開催されたミス日本コンテストにて「2017 ミス日本『海の日』」に選ばれたのは、滋賀県出身・在住の三上優さん(25)。大学で歯科について学び、現在は歯科医師として活躍中です。

ミス日本はグランプリのほか、「水の天使」「海の日」「みどりの女神」「ミス着物」の計5名が選出されます。

ミス日本「海の日」は、海の安全PRや海難防止強調キャンペーンや豪華客船式典といった海洋関連イベントへの参加、海難救助の青い羽募金活動、ライフジャケットの着用モデルなど、海・湖・川に関する多くの任務に携わります。

インタビューでは、美しさの秘訣や今後の目標など、ミス日本ならではのお話を伺いました。

ー「ミス日本」に応募されたきっかけは何でしょうか?

 高校生の時に世界で活躍している「ミス日本」を知り、感銘を受けました。大学生になったらコンテストに応募しようと思っていたのですが、学業で忙しくなり機会がなく……。昨年3月、歯科医師になるための国家試験で無事合格できた事がきっかけとなり、またコンテストの年齢制限もあるため、ラストチャンスである25歳で挑戦しました。
 今までにブライダルフォトなどのモデル経験はありましたが、大学時代の目標は「歯科医師になること」だったので、今後は女優やモデル業などではなく歯科医師として正しい歯についての知識を広めていきたいです。

―クルーズの資格をお持ちとのことですが

 ミス日本受賞後、今年2月に二級小型船舶操縦士の資格を得ました。ボートのイベントなどで活用するために事務局が免許取得をサポートしてくれるのですが、「スケジュール上、一発合格せねば次のイベントに出られなくなる」と聞き、ものすごいプレッシャーの中で資格取得勉強に打ち込みました(笑)。
 二級の資格を取得し、20フィート未満の船を、海外から約9キロの海域まで運転することが可能です。陸伝いで日本一周もできると教えてもらいました。
 自動車とは違い、船は風や波によって常に動いているので操縦がとても難しく感じられました。自動車の免許をペーパーゴールドで所持していますが、船の免許を取得した後は「これなら自動車も運転できるな」と思いました(笑)。
 プライベートでは、旅行先でボートをレンタルするなどして、家族や友人とクルージングを楽しんでみたいです。

―美に関しての心掛けや、お手本・憧れの人などを教えてください

 食事の際、野菜の後に肉や炭水化物を食べるように気をつけています。それから、入浴時間は長めに取っています。あまりにも入浴時間が長いので、家族から「いつまで入ってるの」と言われることも……。内面的な部分では、自己啓発本などを読んでモチベーションを上げています。
 憧れの人は、女優のローラさんです。単に明るくされているだけでなく、機転が利いているところや、誰に対しても笑顔でいるところに憧れます。
 また、雑誌は「美人百花」を愛読しています。落ち着いた大人の女性向きのイメージがあり、参考にしています。

―地元である「滋賀」は、どのように見えるのでしょうか

 魅力はやはり「琵琶湖」ですね。琵琶湖の水は京都や大阪にも流れていて、滋賀は関西の「縁の下の力持ち」というイメージです。学生生活は大阪で過ごしましたが、帰省する度に琵琶湖の雄大さが懐かしくほっとします。
 昨年の秋には、高島市にあるメタセコイア並木の紅葉を観に行きました。事前にインターネットで関西の紅葉スポットを調べたところ、いちばん最初にメタセコイア並木の情報がヒットして……実際に訪れてみると、景色の美しさに圧倒されて「滋賀県にこんな場所があったんだ!」と感動し、もっと地元の事を知りたくなりました。

―今後の活動や挑戦したいことはありますか

 現在は滋賀から大阪へ通勤していますが、来年からは滋賀で働く予定です。
 食育などにも興味があり、食べるということは歯科に直結していると考えています。食に関する情報も多くの人に発信したいですね。
 実は、ギネス記録にも挑戦してみたいです。過去に「日本中で一斉に歯みがき」という企画を立てた事があるのですが、既に海外で記録が作られている事を知り、断念してしまいました。「歯」に関係する事では歯ブラシだけでなくフロスなどもあるので、いつか実現させたいです!

―最後に、(多くの人に向けて)メッセージをお願いします

 「歯は、人生を変える」!
 過去に、膝の痛みを治すために整体院に通われた方が、整体院の先生に「歯が痛みの原因」と教えられたそうです。その先生の紹介で私の勤務先に来院されたのですが、歯の治療をしてから膝の痛みが無くなったそうで……歯科は本当に奥が深いです。私はまだまだ勉強中の身なので、これからもしっかりと学び、技術を身に着けて仕事に携わっていきたいです。

表情をくるくると変え、内側から魅力が溢れる三上さん。

大学時代は「日本武道の経験がない」という理由から弓道にチャレンジしたとのことですが、今回のインタビューを通じて「ミス日本」だけでなく様々なことに対する大きな挑戦意欲が感じられました。

2017 ミス日本「海の日」の任期である約1年間、日本を代表する女性として多くの場で活躍してほしいですね。

ミス日本2018エントリー受付中!

来年で50周年を迎えるミス日本コンテスト。
次回の大会テーマは「羽ばたく行動美人」。

――美しさとは、健康的に整った外見と、積極的な行動によって得られる体験、そして自らを高める意識のバランスによって醸成されると考えます。ミス日本の特別な勉強会や体験機会を通じ、未来に強く羽ばたく意志を持った女性に応募してほしいと願っています。(「ミス日本」エントリーページより引用)

あなたも「ミス日本」を目指してエントリーしませんか?
応募締切は2017年7月15日(土)、ぜひ三上さんのように挑戦してみてください!

→「ミス日本」エントリー詳細(外部リンク)

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WEB&フリーペーパー おでかけmoa編集部

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