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コミュニティセンターきたの

2017.02.22

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WEB&フリーペーパー おでかけmoa編集部

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みんなで作る「巨大こいのぼり」in野洲

2月18日(土)、野洲市コミュニティセンターきたのにて「伝えよう わがまちの魅力 巨大こいのぼり作り」が開催されました。

今回のイベントは一般社団法人 野洲青年会議所が、市内の子供達に自分達の住むまちにもっと興味を持ち郷土愛を育んでもらうことを目的に開催。
近年、こいのぼりを揚げる家庭が減り、参加した子供の中には「こいのぼりを見かけたことが無い」という子もいました。

確かに、筆者もめっきり見かける機会が減ってしまいました……。

そもそも5月5日にこいのぼりを揚げる意味とは?

こいのぼりの風習は江戸時代より始まったもの、端午の節句は元々江戸城で将軍の御祝いをする日とされていたそうです。
その風習が武家の間でも広まり、同じようにのぼりを立てて男の子の御祝いをするようになりました。それが次第に庶民の間にも広まってゆき、「鯉が滝を登り竜になって天に登った」すなわち鯉は立身出世の象徴とする中国の言い伝えから、こどもの日に鯉の滝登りの描かれたのぼり(=こいのぼり)を揚げるという習慣が根付くようになりました。

こいのぼりには「出世魚にあやかって我が子の将来を願う」「我が子に健康で元気に成長してほしい」という親の愛情が込められているのです。
今回のイベントでは、まずそうした文化を知ってもらうため由来についてお話をされたうえで、こいのぼり制作が行われました。

こいのぼり制作スタート!

机の上にびっしりと並べられた真っ白な布が、子供達と保護者の手により色鮮やかに生まれ変わっていきます。
午前・午後と合わせて集まった58名の小学生と保護者は皆楽しそうにこいのぼりに筆を走らせていました。

カラフルなこいのぼりが完成!

小学2年生のめいちゃんとかえでちゃん仲良しコンビによるこいのぼりは、ミルキーな配色でとってもかわいい仕上がりです。
「絵を描くのが楽しかった」と照れ笑いを浮かべつつも満足気に答えてくれた二人。
出来上がったこいのぼりは色もデザインも様々、見ているこちらも楽しくなるものばかりです。

こいのぼり掲揚が見られるのは兵主祭りにて

完成した30匹のこいのぼりは、野洲市の伝統的なお祭り「兵主祭」に合わせて兵主大社付近に掲揚されるとのことで、華やかなこいのぼりたちがお祭りをさらに盛り上げてくれることでしょう。

今回、イベントの中心となったひとまちづくり委員長・増田さんは「自分達の作ったこいのぼりがこのまちのシンボルとなり、子供達が自慢できるものになりまちにもっと興味を持ってくれるきっかけになれば」と熱いまなざしで語られていました。

再び7月にも、野洲を熱く盛り上げるイベントを開催予定とのこと。
野洲市にお住まいの人は是非参加してみてください。

【こいのぼり掲揚】
期間:4月15日〜5月中旬
場所:中主幼稚園から兵主大社間の川べり(野洲市吉地1120-1)

【問い合わせ先】
一般社団法人野洲青年会議所
所在地:滋賀県野洲市西河原2400
TEL:077-589-3330(月・水・金10:00〜15:00のみ)
担当:増田 孝
E-mail:office@yasu-jc.com
一般社団法人野洲青年会議所 公式WEB

(文 りーしゅん)
(写真 りーしゅん・主催提供)

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