悔しい思いで幕を閉じた昨シーズン

レイラック滋賀FC（レイラックしがフットボールクラブ、以降レイラック滋賀に略）の始まりは、草津市で活動していたジュニアユースクラブチーム「FC Mi-O キャットフィッシュ Kusatsu」。
2006年には「FC Mi-O びわこ Kusatsu」へと改名。その後2008年にMIOびわこ草津、2012年にはMIOびわこ滋賀、2023年には現在のレイラック滋賀FCへと改称しました。

同チームは「滋賀県初となるJリーグ参入」を目標に、昨年「2024年度J3クラブライセンス」を申請しましたが、施設基準である照明等が満たしていないとのことで継続審議となりました。
その後、同年中に彦根市にある平和堂HATOスタジアムに仮設照明塔を設置し、11月末のJリーグ理事会でJ3クラブライセンス交付が認められました。
しかし、苦しくも昨シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)でJリーグJ3昇格に必要な成績案件＜JFL2位以内＞を達成するためのVSヴィアティン三重戦において、先制点を決めるも残り5分で同点に追いつかれ、ブリオベッカ浦安に勝点で抜かされJFL3位という結果に。

あと少しのところに迫っていた目標を、わずかな差で逃してしまうという悔しいシーズンを経験しました。
その悔しさをバネに迎える今シーズン、熱い闘いに期待が高まります！
レイラック滋賀FCのHPはコチラから

チームの監督・コーチ・選手の姿に熱い拍手

2月18日、チームの本社・株式会社Mi-Oスポーツの所在地であるクサツエストピアホテルにてキックオフパーティーが開催されました！
チームのDJを務めるchocoさんの音頭のもと入場してきた監督・コーチ・選手たちに、会場からは熱い拍手が沸き起こりました。

代表取締役・河原吉貴さん「必ずJリーグへの昇格を勝ち取る！」

最初の挨拶を務めたのは、チームの代表取締役である河原 吉貴さん。
チームの筆頭株主であり、草津市にある美容皮膚科・美容外科の麗ビューティー皮フ科クリニックのグループ会社である「株式会社レイラック滋賀FC」の広報役員を発足当時より務められてきました。

「昨シーズンは残り5分で惜しくも同点に追いつかれ夢が叶わなかったものの、Jリーグのクラブライセンスを納付頂くことができたことで、一定の結果を出せたのではないかと思っています。しかしながらJリーグへの道はまだまだ険しい。様々な問題を解決するためには皆様のご協力とご理解が必要となります。今シーズンでは悔しい結果を跳ね返すべく、必ずJリーグへの昇格を勝ち取りたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します！」

また、先月1月10日に亡くなられた麗ビューティー皮フ科クリニックの院長を務められていた居原田 麗さんは、河原さんの親族にあたります。
「院長は常々『地元滋賀にJリーグを作りたい。レイラック滋賀をJリーグに上げたい』と強く言っていました。親族である私が彼女の遺志を引き継ぎ、Jリーグへ昇格できたことを笑顔で報告できるよう努めていきたいです。」
苦しい闘病生活の中でもレイラック滋賀の今後の成長を楽しみにされていたという院長の思いを語られる姿が、とても印象的でした。

麗ビューティー皮フ科クリニック・居原田 麗院長ブログ

草津商工会議所会頭・北村 嘉英さん「来年の今頃には、再び集まってJリーグ昇格を祝いたい！」

「レイラックメンバーの活躍は素晴らしい」と開口一番に語られた草津商工会議所会頭・北村 嘉英さん。
「Jリーグへのステップもいよいよ。これも18年間、地域密着型のサッカークラブとしてひたむきに努力を重ねられ地域の青少年育成を目的としたＪフリーパークを運営されるなど、単なるサッカークラブの枠を超えて地域の活性化にも努められてきた。その素晴らしい結果だと思っています。チームを支えて頂いたサポーター、地元企業の方々に改めてお礼を申し上げたいと思います。」

来年の今頃には再び集まり、Jリーグ昇格を皆で祝いたい！と述べられていました。

東近江市市長・小椋 正清さん「長年開けられなかったJリーグへの入り口のドアが、ようやくこじ開けられた！」

レイラック滋賀の原型であるMIOびわこ滋賀のホームタウン、東近江市市長・小椋 正清さんからは、長年悲願としてきたJリーグ参入への強い思いが伝わってきました。

「10年あまりMIOびわこ滋賀のホームタウンとして、強力な応援をしてきましたが、Ｊリーグへの入り口のドアがなかなか開けられませんでした。そのドアをようやくこじあけてくれたかなと思い、嬉しく感じています。
私自身も中学からサッカーをやってきて、サッカーがとても好きなのですが、Jリーグにも滋賀出身の選手がたくさんいます。そうした選手の夢を叶えてほしい！3位じゃだめ、2位じゃだめ、1位を取らないとだめ！ぜひとも今シーズンの良き結果を期待しています！」

彦根市市長・和田 裕行さん「優勝あるのみ、市をあげて全力で応援していきます！」

チームのホーム・平和堂HATOスタジアムがある彦根市市長・和田 裕行さん。

「何としてでも昇格して頂きたい！という思いで彦根市も20人体制のJリーグ推進室を設けて全力で取り組んでいます。レイラック滋賀を応援することは、彦根市だけではなく滋賀全体のまちづくりだと思っています。
選手の皆様、絶対に勝ちあがりましょう。優勝あるのみです！今後も全力で応援していきます！」

昨年のクラブライセンス取得時には、スタジアムの照明基準を達成するため間接照明を取り付けるなど、積極的に動かれてきた彦根市。今シーズンに駆ける熱い思いが伝わってきました！

株式会社ロマラン代表取締役・堂山 陽さん「プレーするのは選手ですが、我々の応援もきっと力になるはず。滋賀発のJリーグチーム誕生を目指して、共に闘っていきましょう！」

乾杯の挨拶を述べられたのは、株式会社ロマラン代表取締役・堂山 陽さん。麗ビューティークリニックの居原田院長とも親交があったそうです。

「レイラック滋賀発足に携わり、先月亡くなられた麗ビューティークリニックの院長であった居原田 麗さんとは、公私ともに仲良くさせて頂いていました。
スポーツを通じて地域貢献に携わりたい！と闘病中にも関わらず可能な限りスタジアムへ足を運び応援されていました。レイラック滋賀のJリーグ昇格は、麗さんの夢でした。
私もその思いを引き継いで全力で応援していきたいと思っています。
プレーするのは選手ですが、我々の応援もきっと力になると思っています。滋賀発のJリーグチーム誕生を目指して、共に闘っていきましょう！」

衆議院議員・小寺 裕雄さん「滋賀にゆかりのある選手がたくさんJリーグにいるのに、選手の受け皿となるチームが滋賀にないのは悔しい。」

衆議院議員・小寺 裕雄さんはJリーグチームがないことの悔しさと、レイラック滋賀への思いを寄せられていました。

「Ｊリーグにはたくさん滋賀出身の選手や滋賀にゆかりのある選手がいて、世界でたくさん活躍しています。
それなのに、その故郷の滋賀には選手の受け皿となるチームがないというのはたいへん悔しいと感じています。ぜひその悔しさを、今シーズンでははねのけてほしいです！」

レイラック滋賀監督・菊池 利三さん「どんな場面においても最大限のパフォーマンスが出せるようにしたい！」

レイラック滋賀監督・菊池 利三さんは、会場の応援に感極まりながら、今シーズンへの抱負を話されました。

「この応援があったから、昨シーズン闘えたと感じています。昨年度はあと少しのところで1位になれなかった。その悔しさをバネに1月14日からは清水エスパルスなどのチームとのトレーニングマッチを経て、自分たちが今何をやるべきなのか、どんなことがミスとして表れているのかを確認してきました。
どんな試合、どんな場面においても最大限のパフォーマンスを試合に出せるよう、しっかりと調整をして最適なスタートダッシュを目指します！」

あと少しのところで勝利を逃してしまった昨シーズンを振り返り、今シーズンは1点を重く受け止めて流されないようしっかりと闘っていきたいとのこと。

レイラック滋賀への高い期待値

この他にも会場には多くの著名人が集まり、レイラック滋賀への期待の高さが伺えました！

レイラック滋賀FCの応援団長でもある、ミスターびわ湖こと川本 勇さん（写真中央）が応援団を発足！
元滋賀県知事・國松 善次さん（写真左）、元湖南市長・谷畑 英吾さん（写真右）

レイラック滋賀FCの選手たちと一緒に写真撮影も。
参議院議員・嘉田 由紀子さん（写真右）も出席。

おでかけmoaを発行している弊社の代表・三尾直文（写真右から2番目）も出席。
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権田 五仁さん「今シーズンの補強は最強！」

最後に会を締めくくられたのは、レイラック滋賀会長・権田 五仁さんです。

「サッカーは人と人を繋ぐ力がある。サッカーは夢や愛を育む力がある。サッカーは戦争をも止める力がある。」
力強い言葉に大きな拍手が巻き起こり、会場の熱気は最高潮まで高まりました！
「皆様には、チームと一体となって闘って頂きたい。今シーズンの補強は最強だと、監督・コーチより報告を受けています。どうか、大きな大きな期待をしてやってほしい。」
最強のチームで迎える今シーズン、私たちもその奮闘を力強く応援したいですね！

今シーズンの開幕は3月10日(日) VS栃木シティ

最強のチームで闘う今シーズンの開幕は3月10日(日)、VS栃木シティ戦（場所：平和堂HATOスタジアム）
JR彦根駅の構内や周辺には早くも横断幕やのぼり旗が設置され、決戦のムードが高まっています。
滋賀県初のＪリーグ参入を祝うその日は近い！
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