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SYMBIOSIS FARM by YANMAR

2024.01.12

WRITTEN BY

高橋 有基

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栗東市に新たにオープン!あのヤンマーが手掛ける観光農園「SYMBIOSIS FARM by YANMAR」

いよいよ、いちごの本格シーズン到来!「家族や友達といちご狩りに行きたい!」と考えられている方も多いのではないでしょうか。
そんないちご好きに朗報!1月13日(土)、栗東市にいちご狩りができる観光農園「SYMBIOSIS FARM by YANMAR(シンビオシス ファーム)」がオープンしますよ!
こちらではいちご狩りはもちろん、収穫したいちごを使ってオシャレなカフェテリア内でスイーツ作り&フリードリンクが楽しめる他、キッズスペースも併設。
さらには食を通してサスティナブルな農業について学ぶことができる「食べて遊んで学べる」新たな形のいちご狩り施設となっています!
期待度高まるニュースポットへ、おでかけmoa編集部が取材に行ってきました!

日本を代表する産業機械メーカー・ヤンマーがプロデュースする観光農園

栗東市に新たにオープンした観光農園「SYMBIOSIS FARM by YANMAR(シンビオシス ファーム)」をプロデュースするのは、日本を代表する産業機械メーカー・ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーシンビオシス株式会社です。

同施設では、元々自社農場として水耕栽培やハウス栽培によってニンニクやトウモロコシ、野菜の苗などを栽培。同社の掲げるブランドステートメント「A SUSTAINABLE FUTURE」のVISION3「食の恵みを安心して享受できる社会」実現へ向けて取り組むと共に、障がいのある人が働く領域拡大へも取り組んできました。

今後は、さらなる目標実現と地域課題改善へ取り組んでいきたい!

今回観光農園へとリニューアルするに当たり、いちごの栽培へも着手。
ヤンマーシンビオシス株式会社社長の白藤さんは「リニューアルによって、これまでの目標実現はもちろん、ブランドステートメントVISION4「ワクワクできる心豊かな体験に満ちた社会」実現と地域の課題改善へもさらに取り組んでいきたい。」と同施設にかける熱い思いを語ってくださいました!

こうした同社の熱い思いに共感した多くの県内企業や作り手が同施設に携わっていることも、同施設の魅力の一つだといいます。

ハウスで栽培されているいちごは2種類

「SYMBIOSIS FARM by YANMAR(シンビオシス ファーム)」で栽培されているいちごは、滋賀県初のオリジナル品種の「みおしずく」と、「あきひめ」の2種類。
「みおしずく」は大つぶで明るく、フレッシュな酸味×甘味のバランスが特徴的。「あきひめ」は円錐型で、甘味が強いいちごとなっています。

注意点に気を付けて、いちご狩りを楽しもう

同施設では環境に優しい農業の在り方を目指しているため、いちご狩りに際して注意点が2点設けられています。
1つめは「触ったいちごは必ず収穫する」こと。

さらに2つめは「ハウス内に飛んでいるミツバチが体に止まっても、決して刺激を与えない」こと。
野菜や果物が実るために大切な役割を果たしてくれている、ミツバチの受粉。現在私たちが食べている多くの作物は、このミツバチの受粉が与えてくれている恩恵だと言われてい
ます。

そんな私たちの食に欠かせないミツバチの仕事を、同施設では間近で見ることができるのです!
小さなお子さんは最初怖がられるかもしれませんが、「こちらから刺激を与えなければ、攻撃してくることはない」とのこと。ハウスの中で頑張ってお仕事しているミツバチの姿を、ぜひ温かく見守ってあげたいですね。

いちご狩りは、1棟を貸し切りでゆったり利用できる!

いちご狩りは12月~5月中頃までの実施で、完全予約制。
ハウスに入る際に配布される竹製のかご2個に、めいっぱいいちごを詰め込むことができます!(ひとかごに入るいちごの容量は、約1kg程度)
ビニールハウス1棟を貸し切りで利用できるので、ゆったりと楽しめそう。

シンビオシスファーム体験料金:22,000円(税込み)
1組5名様までは定額料金にて利用可能。追加のお客様は1名につき3,300円(税込)。(最大3名まで追加可能)
※3歳未満のお子様はご利用人数には含まれません。
※いちご収穫体験、スイーツ作り放題、フリードリンク料金、キッズルーム利用料金の全てが体験料金に含まれます。
利用時間:1グループ2時間

藁ぶき屋根のカフェテリアでスイーツ作り

美味しそうないちごをかごいっぱいに詰めたら、次はいよいよ、いちごを使ったスイーツ作り!
スイーツ作りを行うのは、滋賀県の竹材・琵琶湖のヨシなどを有効活用して作られた藁ぶき屋根のカフェテリア。

こだわりの詰まったカフェテリア空間

こちらのカフェテリアは、地球環境との調和を目指した建築、ランドスケープを数多く手掛ける芦澤竜一さんのデザイン監修によって実現しました。
さらに家具に使用されている木材は、全て滋賀産。
テーブルの形も琵琶湖モチーフとなっており、滋賀の豊かな自然の恵み溢れる、温かでオシャレな空間となっています。

美味しいスイーツが作り放題!食べ放題!

こちらで作れるスイーツは、タルト・パフェ・いちご大福、ジャースイーツの全4種類!
体験時間内は無制限でスイーツ作りが可能。

いちごタルトには、あのパレットが全面協力

取材当日はスタッフの方が作られたいちごタルトを頂きましたが、いちごの美味しさはもちろん、タルト部分の絶妙な食感×甘味に思わず感嘆の声が漏れてしまいました!
じつはこちらのタルト台には、地元で有名なケーキ屋さん パレットさんが全面協力されているのだそう!

他のスイーツもスタッフの方がいちごの美味しさを活かせるよう試行を重ね、細部までこだわりつくした自信作ばかり。訪れた際には、ぜひ全メニューを制覇して!

ラインナップ豊富なドリンクが飲み放題!

スイーツのお供には、美味しいドリンクも楽しむことができますよ。
県外にもファンの多い米安珈琲のオリジナルブレンドコーヒーや、まろやかな旨味が特徴的な無農薬の朝宮茶、県内のハーブ農園で栽培された無農薬ハーブを使用したハーブティやソフトドリンクや赤ちゃん番茶など……赤ちゃんから大人まで楽しめる豊富なラインナップのこだわりドリンク約10種類が、なんと飲み放題!

いちおしのドリンクは、自分で作るいちごミルク

なかでも編集部のオススメは、摘みたていちごで作るフレッシュないちごミルク!
いちごを入れたパックにミルクとガムシロップを加え、手でぎゅぎゅっと力を入れていちごを潰して……出来上がったいちごミルクの美味しさは格別!時折プチっと口の中ではじける果肉の感触も、手作りならではの醍醐味。

他にもコーヒー豆をミルで砕いたり抹茶を点てたり、摘んできたハーブでハーブウォーターが作れたりと、大人も楽しめる体験がたくさん!

カフェテリアの外では、無農薬の南国のフルーツやエディブルフラワーを栽培

カフェテリアの外にはバナナやスターフルーツ、食虫植物など珍しい南国のフルーツが淡路夢舞台公苑温室監修のもと無農薬で栽培されており、自然の美しさを体感できる空間となっています。
こちらではハーブやエディブルフラワーも栽培されており、摘み取ってスイーツ作りのトッピングに使用することも可能。

キッズエリア「HANASAKAルーム」

カフェタイムに退屈してきたお子さんには、カフェテリア隣のガラスハウス内にあるキッズエリア「HANASAKAルーム」がオススメ。

大きな窓からたっぷりの自然光が差し込む室内は、木々の温もりに溢れた解放感溢れる雰囲気。
こちらでは木製つみきのズレンガや、木製おままごとセットで遊ぶことができます。(保護者同伴のもとでお過ごし下さい。)

三方格子(みかたこうし)の構造を取り入れた棚

中央にある棚には杭や金属を使わない三方格子(みかたこうし)の構造を取り入れており、自然への学びや五感を刺激してくれる絵本がラインナップされています。

サスティナブルな仕組み「アクアポニックス」を取り入れた水槽

また棚の一番上には水槽が設置されており、琵琶湖で生育している3種類の魚がなんと約700匹生活しているのだとか。

実はこちらにも同社こだわりポイントがあり、水槽に使用されている「アクアポニックス」という仕組みは魚と植物が共生できるシステムとなっており、漁業の現場でも多く取り入れられているのだそう。
水槽では一日二回えさやりタイムが設けられており、運がよければお魚がエサを食べている姿が見られるかも!

「美味しく遊ぶ!」新たな形の観光農園「SYMBIOSIS FARM by YANMAR」

「美味しく遊ぶ!」をテーマに、いちごの収穫体験やスイーツ作りを行うなかで、食育やサスティナブルな農業の在り方、また滋賀の自然や作り手の魅力を楽しく学べる新たな形の観光農園「SYMBIOSIS FARM by YANMAR(シンビオシス ファーム)」。
子どもはもちろん大人もワクワクできる体験が詰まったニュースポットへ、ぜひ家族やお友達と訪れて!

WRITTEN BY

高橋 有基

2024年01月12日時点での情報です。最新の情報と異なる場合がありますので、ご確認の上、おでかけください。
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店名SYMBIOSIS FARM by YANMAR
TEL077-596-3065
電話の際はモアを見たというとスムーズです
住所520-3004
栗東市上砥山218

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