日本一を誇る寺院数、城跡が多いことで知られている滋賀県。またゆかりのある戦国武将などの歴史上人物も多く、その内の一人に聖徳太子が挙げられます。東近江市・近江八幡市・日野町・竜王町には、今も聖徳太子の文化や物語が残されています。
2022年(令和4年)に聖徳太子薨去1400年を迎えるにあたり、東近江地域では聖徳太子ゆかりの社寺を中心としたキャンペーンを、令和3年9月28日~令和5年12月までの期間開催されます。
キャンペーン開催に先駆けて、メディア向けのプレスツアーが開催され、moa編集部とモアガールのなみみが参加してきました。聖徳太子と東近江市・近江八幡市の魅力をたっぷりお伝えします!
まず最初に到着したのは東近江市五個荘にある『石馬寺』。聖徳太子が建立したと伝えられ、重要文化財に指定されている仏像や石庭など、見どころ満載。他、聖徳太子直筆の木額や乗馬像など、数多くの仏教美術品が所蔵されています。
1400年前に聖徳太子が同地を訪れた際、麓の松の樹に馬を繋ぎ、霊地を求めて山を登り、戻ると乗ってきた馬が石になり、池に沈んでいたことからこの地に霊異を感じて寺を建立し「石馬寺」と命名したのだとか。
お昼ご飯は、東近江市小田刈町にある、『こもれ日 小田苅家』へ。築150年の古民家を活用し、住み慣れた地域で楽しく過ごせる時間をつくろう!と、同窓会やワークショップ、子ども食堂など様々な用途で活用されています。
最後の目的地は近江八幡市にある『長命寺』。標高約250m、619年に聖徳太子によって開かれたといわれており、西国三十三箇所の第31番札所にもなっています。「延命長寿」のご利益で「長生きの観音さん」として親しまれています。本堂に行くまでは808段の階段があり、境内からは琵琶湖が見渡せる大パノラマ!
今回ご案内いただいた、東近江観光振興協議会、東近江市観光協会、東近江市観光物産課のみなさま、ありがとうございました!
聖徳太子のゆかりがある東近江地域の社寺は11箇所。東近江市の魅力を肌で感じながら歴史に触れることができる旅。聖徳太子の足跡を巡る旅に出掛けてみては。
WEB&フリーペーパー おでかけmoa編集部